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専有走行レポート 予選上位コメント 第9戦決勝上位コメント 第9戦決勝レポート
第10戦決勝暫定上位コメント 第10戦決勝レポート    


宮田が完全優勝で今季3勝目
小高とともにトムスの1-2を達成


■予選は赤旗中断により波乱の結果に

 前日から天候が下り坂となった宮城県スポーツランドSUGO。6月22日(土)は不安定な空模様となったが、全日本F3選手権第9戦はドライコンディションのもと、午後3時13分にスタート。18周で争われたこのレースでポールポジション(PP)からホールショットを決め、優勝したのは宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)。宮田はレース中のファステストも記録し、フルポイントを獲得した。チームメイトの小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が続き、5番手スタートからポジションを上げたポイントリーダーのサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が3位表彰台を獲得している。

 この第9戦に先立ち、午前10時15分から行なわれた予選は、開始から9分というところで山口大陸(タイロクレーシング28号)がSPインコーナーとアウトコーナーの間でクラッシュしたため赤旗で中断された。この時点でほとんどのドライバーが最初のアタックを終えていたが、フェネストラズとエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)はまだコースに出ていなかった。マシン回収が終わり、セッションが再開されたのは午前10時34分、残り時間は16分に設定された。

 再開されて真っ先にコースに出たのはフェネストラズとアーメド。ほかのドライバーも残り10分を切ったあたりから、2度目のアタックへと向かった。ここで1分12秒604と、唯一1分12秒台のタイムをマークしたのは宮田。チームメイトの小高が1分13秒105で2番手に。3番手には小高と同タイムのシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)が続いた。アタックのタイミングが違ったアーメドは4番手、フェネストラズは5番手という結果になっている。

■SC導入の荒れたレースで宮田がポール・トゥ・ウイン

 4時間余りのインターバルを経て、第9戦決勝のフォーメーションラップがスタートしたのは午後3時5分。直前に行なわれた全日本スーパーフォーミュラ選手権の予選終盤には一時大粒の雨も降ったが、この時には雨も止み、路面も回復。全日本F3は完全なドライコンディション下でのスタートとなった。

 ホールショットを奪ったのはPPの宮田だった。小高、ミレッシもポジションを守って1コーナーへ。その後方ではフェネストラズが好スタートを切り、1コーナーまでに4番手スタートのアーメドのアウト側に並びかける。2台はそのまま並走して2コーナーに入り、3コーナー入り口ではフェネストラズがインを取るかたちでアーメドの前に出ることに成功。またスタート後の1コーナーでは7番手スタートの片山義章(YTB by Carlin)がオーバーラン、10番手までポジションを落とすことになった。

 その後も熱いバトルは各所で展開された。6番手スタートの大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が馬の背コーナーでアーメドの後ろに迫り、そこに8番手スタートの大津弘樹(ThreeBond F318)も追いついていく。河野駿佑(RS FINE K&N F318)とアメヤ・ベイディアナサン(B-Max Racing with motopark F3)も接近戦を演じた。なかでもアーメドと大湯のバトルが白熱。大湯は2周目の1コーナーでアーメドのインに飛び込むが止まり切れずアウトにはらむと、アーメドは接触を避けて少し引くかたちとなった。そこを見逃さなかったのが大津。大津は一気に2台をかわし、5番手までポジションを上げた。その後方ではマスタークラスのトップ争いも激化。4周目の1コーナーでDRAGON(TEAM DRAGON F3)が山口大陸(タイロクレーシング28号)のインに飛び込み、2台は接触。山口がスピンを喫し、一方のDRAGONもコースアウト。2台は再度接触し、DRAGONは右リヤサスペンションにダメージを負ってグラベルから動けなくなってしまった。そのためセーフティカー(SC)が導入されると、その間に山口も最終コーナーでストップ、戦列を離れた。

 2台の回収が終わり、レースがリスタートしたのは8周終了時。SCのライトが消えると、速度を落としてスペースを作ったトップの宮田は馬の背から一気に加速し、危なげなくトップを守る。「オーバーテイクを狙っていたが、SPでダウンフォースが抜けてしまいストレートで後ろにつくことができなかった」という小高は2番手をキープ。ここで3番手争いが白熱、リスタート直後の1コーナーでアウトからミレッシに並びかけるフェネストラズ。ここはミレッシがうまくラインをアウトに振ってポジションを死守した。だが、その翌周の1コーナー、フェネストラズはイン側に飛び込み、ミレッシ攻略に成功。一方のミレッシは10周を終えたところでピットに戻ると、そのままレースを終えている。

 その後、大きなポジションの入れ替わりはなく、宮田は2番手以降を大きく引き離して、見事なポール・トゥ・ウィン。15周目にはファステストラップも記録し、フルマークとなる12ポイントを獲得した。終盤、フェネストラズに差を詰められたもののポジションを守り切った小高は、デビュー以来自己最高位となる2位に。「小高を攻略しようと思っていたが、最後はタイヤが残っていなかった」というフェネストラズが3位表彰台を獲得している。以下、大津、大湯、アーメドまでが入賞。また、マスタークラスでは久保田克昭(Planex・スマカメ F3)がうれしい今季初優勝。表彰台では愛娘と最高の笑顔を見せた。


リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

  • 片山 義章(OIRC team YTB)
  • 三浦 愛(THREEBOND RACING)
  • 山口 大陸(TAIROKU RACING)
  • 河野 駿佑(RS FINE)
  • 宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)
  • アメヤ・ベイディアナサン(B-Max Racing with motopark)


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